2013年8月21日水曜日

7月の訪日外国人数、単月で初の100万人突破 円安が後押し

日本政府観光局が21日発表した7月の訪日外国人数(推計値)は、単月で過去最高となる100万3100人だった。これまでの過去最高は今年4月の92万3017人だった。単月で100万人台を記録したのは初めて。
 為替相場の円安で外国人にとって日本への旅行に割安感が浸透したほか、航空座席数の供給量拡大が寄与したため。
 前年同月比では18・4%増となり、6カ月連続で前年実績を上回った。これまで7月として過去最高だったのは平成22年の87万9千人で、今回はそれを12万4千人上回った。
 台湾や香港、タイなどアジアの6つの国・地域で、7月として過去最高を更新。このうち台湾と香港は単月でも過去最高だった。
 政府は7月から、東南アジアの5カ国の訪日ビザ(査証)の発給要件を緩和した。この効果も後押しした結果、タイは前年同月比84・7%増の3万200人、マレーシアは25・2%増の9900人となり、好調さが際だった。
 政府は訪日外国人数で年間1千万人とする目標を掲げており、達成が一段と視野に入ってきた格好だ。
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