2013年7月17日水曜日

【ロンドン市場】米緩和縮小の思惑後退でドル売り優勢

16日のロンドン市場はドル売りが優勢だった。明日はバーナンキFRB議長が議会証言を行うが、量的緩和策の縮小思惑に水を差すとの見方が多くなっており、ドルは主要通貨全般に弱含んだ。

ドル円は東京市場の99円台後半から99.24近辺まで下落、ユーロドルは1.31台を回復している。豪中銀の議事録を受けて利下げ観測が後退、豪ドル/ドルは東京市場で買われたが、ロンドン市場で一段高となっている。

ドイツ7月のZEW景況感指数は予想外の低下でユーロドルは1.3052近辺と本日の安値を付ける場面もあったが、売り一巡後は買戻しの流れとなった。 7月は36.3で予想40.0と前回値38.5を下回り、3ヶ月ぶりの低水準だった。

英国立統計局は6月の消費者物価指数を発表、前年比で2.9%と昨年4月以来の高い伸びとなったが、予想を下回ったためポンドドルは一時急落した。 発表直前に1.51割れから1.5120台まで上昇していたが、一気に1.5045近辺まで値を崩した。

ただ、その後は市場のドル安の流れでポンドドルは1.51台を再び回復している。指数の内訳を見ると、航空運賃と食品価格の値下げが燃料費上昇を打ち消す格好となった。 在宅ワークで収入UP?月収30万円↑も狙える副業ならFX!

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